紫水大夫のお気に入りの歌一覧
薫智
魂は毎日色を変えていて全てのみこむ漆黒もある
17
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薫智
姪寝てる天使のようとよくいうが親でなくとも守りたくなる
8
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はなはな
今はまだ 無理せずいつか本当のわたしとあなた出会えるからね
8
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澤木淳枝
初めてに 吾子がくれしは チョコレイト 未だ食まずに 冷凍庫が中
8
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粕春大君
嬰児もよきひとなれば鳳凰よとぶらひ来ませ花咲ける桐
13
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浅草大将
にごり川よどむ油を腐らせて夏の日照りにいつはりの虹
10
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三沢左右
伝へばや思ひぞ人を殺むると悩みて死なむ君を思ひに
19
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水葉
さらわれて崩れし城のある浜の砂にぞ落とすなわが影を
4
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聴雨
カーテンの襞の奥にも射し込むる夏の愁ひと云ふべきあかね
16
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聴雨
灼熱の道のゆくへを誰が知る我がこころねのひと筋の道
16
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ゆびきゅ
むぎたての卵のようにつややかな 君の額に額を重ねて
22
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粕春大君
高照らす日を遮りし雲の下罪なき子らは灰燼となり
24
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浅草大将
小夜更けて誰か戸叩く音と聞けば初かに秋を白雨の降る
21
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山桃
帷子の襟元ゆるめ風さそひ袂にまねく十日夜の月
14
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ほたる
父逝けば母は恍惚の人となり愛の深さを羨む娘
14
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芳立
しのびみる君咲く路にかれ黄楊の告げてぞともに滅びまほしき
13
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加祢
うちやみてすず風の音もさや月の影ひとつみゆ君が眼差し
25
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山桃
夕燒けにしづく落として消さむとて身を折りたたむ上弦の月
50
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山桃
草刈りの汗た走ればまなこ炎えめぐる緑もからくれなゐに
13
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山桃
渇きゐて飲む冷水に口元へせりだしあがる夏のはらわた
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