風蘭のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
急な熱に対処法など考えて 置き薬なくまずは水飲む
11
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あまおう
きみといた夏の余韻を指先に絡めているよ線香花火
19
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紫苑
すぼめたる孤独の唇は月(リュヌ)ときく半母音なる吐息つくべし
8
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詠み人知らず
通勤の大気に色をつけるなら 曖昧模糊のサマーオータム
11
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聴雨
鮎くだる頃かと語る先みれば白瀬にまろぶ秋の日のあり
12
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みやこうまし
秋立ちて澄めるみ空を見遠せば雲の絶え間を雁が渡れり
11
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魚住 蓮奈
きみの手がゆるりと肩にまわされてようやくわたし花束になる
33
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田中ましろ
おだやかな不時着でした 森の木々木々がぼくらを包む朝焼け
9
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詠み人知らず
春は名のみ歌い損ねて夏来ぬる思い出すのは椰子の実ひとつ
8
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三沢左右
ぬばたまの夜を舐むるかに溶かす火の燃ゆる思ひを君や知るらん
21
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聴雨
降り初むる雨に心は奪はれて今詠みかけの歌をうしなふ
26
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たんぽぽすずめ。
鳥みたく自由に歌いどこへでも飛べる短歌と逢えてしあわせ
19
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いちにのパッパ
調整の調整に次ぐ調整が今日もどこかでしわ寄せとなる
4
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詠み人知らず
もし君が草食系な男子ならわたしいまからほしくさになる
10
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リンダ
イケメンが心療内科にいるだけで汚れた椅子も風情だしおり
12
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薫智
閉じ込めた「好き」の想いが風化して溶けて消えてく日を待っている
9
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紫草
あきらめて手を離したる柿の実の稚緑にため息を聞く
17
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詠み人知らず
始まりは グラスの縁の 口紅を 君がなぞった あの熱帯夜
12
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夏恋
歌も家も仕事も煮詰まり恋疲れこんな時には空手に逃げる
2
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のんぼう
初めてじゃないし 期待もなかったし こんな泣く義理ないのだけれど
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