葵の助のお気に入りの歌一覧
由良
君が来る時間が刻々近づいてエイトビートを打ち出すハート
9
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花撫
スプーンを墓標のように突き立てて白いアイスは今日も優しい
5
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はな
舞う雪を見てもなんにも詠えないわたしは不良品なのだろう
11
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高島津 諦
死にたいですあー死にたい、死にたい他に何も浮かばない死にたい
1
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みやこうまし
歌つくるベンチに強き香が舞て見上げばそこに木犀の傘
8
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恣翁
詠み来たる歌見返せば 直したき作数多あり 恥づかしきかな
19
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ケンイチ
はや秋の風にさびゆくいにしへの都に辿る花の残り香
7
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田中ましろ
「手の届く場所で笑っていて欲しい」 あなたの翅に巻かれた鎖
10
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けにちん
握りしめ今日の自分に突きつけたアンチテーゼは明日笑うため
3
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舞
一輪をトイレの隅に添えてゆく掃除夫のあり赤い野の花
18
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芳立
髪の毛の残るシーツは払はない怨恨による犯行だから
4
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nao
ライターの音できちんと区切られてここから先はもう帰り道
5
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まるえふ
羽根とか無いそんなんずっと知ってたしちょっとジタバタしたかっただけ
20
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舞
何事か佳き事あれや今年こそ初出勤の朝日見上げる
13
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せいか
白髪染と生理用品を買ふ夕べ悲しからずや女の一生
6
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ケンイチ
はつ春の日の射す部屋のひそまりて好しと思へばすがしき元
7
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いり子
日雇いの道路工事の青年が空を見上げる流星群だ
15
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はな
きみのこと見上げるくせのせいでまた今年の初雪も頬で溶ける
11
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たえなかすず
黒髪に雪明かりして口紅を直して終わる聖夜、だったよ。
3
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みやこうまし
家守るのみに生き来し心底を歌に潜めぬ密かな自負を
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