緋色のお気に入りの歌一覧
たつかわ梨凰
やわらかな雨の匂いに堕ちゆける金木犀の音を辿れり
14
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でくのぼう
地獄繪の如き轟音忘れじや行くへ知れずの友を搜せし
12
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葵の助
唇にチュッパチャプスを捻じ込んで背中を蹴るね最後の日には
6
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ふきのとう
秋雨に肩を濡らせばせつなくて別れたばかりのあなた求める
16
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紫草
ほら毛虫無邪気に笑う君の手の 猫じゃらしより君にくぎづけ
11
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聴雨
週末のそぼ降る雨の夜に酔ふ切子グラスの酒にあなたに
14
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まがね
ちょっとだけその胸貸してもらえませんため息一つつく間だけ
10
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今村りいこ
もみじ泣くはらはらと散り紅染まる地に横たわり眺めやれば
8
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浅草大将
もみぢする浄土平のにしきにも人やなみだをふくしまの秋
22
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光源氏
十六夜の雲居遙かにのぞむれば雁が音越ゆる末の松山
14
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有為
愛するとは見つめあうことではなくて一緒に前を見つめてること
6
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CB’s
僕の書く「君」という字を見て笑う 「少し歪んで笑顔みたいだ」
6
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ゆみうさ
ごく近い未来は素敵になるでしょうスタバできみに待たされている
29
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しまじま
シネマでは ハンカチ落とし 気を引きぬ さらに気がきき 落としてみせむ
1
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詩月恵
公式は忘れたけれど5限目のきみの寝顔はまだ覚えている
33
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光源氏
暮れてゆく能登のみなとに見隱れてただ泣きしづむ時のうつろひ
7
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まるえふ
君はいつ俯く事を覚えたの君の笑顔は知ってるんだぜ
10
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浅草大将
をみなへし尋ねさ迷ふすすき野に我を招くはただ枯れ尾花
12
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まるたまる
水面の月音たてて崩れおり君へと急ぐ舟漕ぎゆけば
13
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たんぽぽすずめ。
進化など求めぬ猿に温めた僕らの席へ残す遺伝子
13
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