在原紀之のお気に入りの歌一覧
京
一年で一ミリずつ嫌いになって手のひらほどの長さを知った
2
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芳立
一ミリづつ刻みたいほど恨みつつ死んでも君を殺せさうにない
6
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詠み人知らず
僅かでも席離れると君見えず近眼恨む席替えの日
2
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月澄
交差点 ふたりの私 行き交って 撥ね飛び踊る 雨のステップ
3
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凍
君からの今日の着信みたいのを中島らもは天使と名づけ
4
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高島津 諦
履歴書を全部三十一文字で埋めろというなら書く気になるのに
7
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まるえふ
来た道を振り向いたって何も無い乾いた砂が舞ってるだけさ
8
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加祢
さかづきをなみとみたして豊栄のみよにつぎゆく笹の露かな
29
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みやこうまし
われと我だれも入れぬサークルが終まであると鏡に語る
6
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透子
わたしよりあなたのほうが上手いのね嫉妬するのも拗ねてみるのも
2
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光源氏
ふる里は心に深く殘りたるさびしき雨はやむことはなく
12
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透子
君からのメールを待っているだけで何時間でも夜が更けゆく
3
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詠み人知らず
宇宙(そら)を詠む 君の横顔 懐かしく 七夕近し 星を見上げる
12
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高島津 諦
私のこと誰かの代わりにしないでよ毛布の代わりにするならいいよ
10
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薫智
サヨナラは再会をするために言う会えなくたって記憶は生きる
6
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まるたまる
雷が近づけば土の匂いして何処か遠くの風やってくる
5
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詠み人知らず
式本番証書でうっかり切り裂いた指の痛みはこころの痛み
16
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透子
雨上がり水の匂いに目をつむる君の香りは雲と流れて
3
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月海静
紫陽花の 花は移り気だというがただ貴方色に 染まりたいだけ
3
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舞
一言を酔いて言えずに白き手を取りて感じる君の温もり
5
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