しずく☆・.…。のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
秋の野に若き我が家を偲びつつ遊具の横で拾う団栗
25
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へし切
虚しきは夢の中にも吾は老い あの日のままに君は佇む
26
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詠み人知らず
君逝きて三年が過ぎて天高く出雲街道里山の秋
19
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西村 由佳里
紅茶でも飲もうかしらと立ち上がる石と化したる脳持て余し
10
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千葉 甫
眼が覚めて耳を澄ませる呟きは降り出してきた雨と知るまで
8
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灰色猫
ひとつ星あの夏のまま君はまだ一等星を生きていますか
16
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灰色猫
もう誰も傷つけぬようさそり座は尻尾を星に変えたのですね
19
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横井 信
気持ち良い朝の空気を吸い込んでさあ、駆け出そう 実りの大地
11
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横井 信
柔らかく雲はただよい青空の風の谷間を僕へと告げる
10
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詠み人知らず
夢にさえ出て来ぬ人の面影を例えて見れば真昼の月と
8
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詠み人知らず
この受難さらに高みへ導くと言い聞かせつつ「かかってこいや」
9
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石川順一
踏切を前に自転車解錠する音が聞こえて電車を待てり
8
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石川順一
シソ、コキア、草原、何か分らぬ木殆どコキアだった頃はも
10
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石川順一
ススキ原既に刈られて草原に隣の泥沼トンボが産卵
16
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銀
夢を追えと走り書きあり玉手箱のごとき手帳は燃えるごみの日
5
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詠み人知らず
憐れにも如何ほど妬くや 醜くかり 常軌を逸する者 恥を知れ!
12
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KEN
つつやみに 抱かれこすもす すべもなく ふけ行く小夜に 花濡らすかな
18
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び わ
川のごと時は絶えずに移りゆく枯葉舞い散り寒さに備え
8
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舞
帰り道匂いもれくる夕餉の香みな家毎に温もりの灯
7
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コタロー
秋雨のしとしと降りて寂しげに犬が一聲くうーんと鳴きぬ
8
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