夢士のお気に入りの歌一覧
桜園
フリージアの黄色輝く春の朝元気だしなといわんばかりに
17
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あまおう
連絡のこない彼女を待つことと きみの笑顔がつりあう天秤
24
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詠み人知らず
早朝の定食屋にもBGM オールドイーズが妙にかなしい
16
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詠み人知らず
手に残る機械油の匂いなど 気にはならない麦酒の時間
24
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只野ハル
デイケアのバス待つ間にモーツァルトのピアノソナタが一曲終わる
11
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もなca
どんなこと話しかけても額の中きみの笑顔はいつも穏やか
25
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詠み人知らず
雑踏にまぎれ消えゆく友の背に「またね」と言えば消すクラクション
9
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恣翁
春の日の遊女に寄する好き心 託して折りつ 土手の柳糸を
43
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へし切
不毛の地かくも悲しきことばかり起きつるものかとこの世をうらむ
22
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紫草
水の面に落花したのは椿だろあわれ小さき音たてて逝く
27
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詠み人知らず
あてもなく彷徨いつづけいつの日かこの目で見たい桃源郷やら
10
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紫苑
通じてるからいいぢやんといふ夫よえいゑんにかくあると思ふな
10
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紫苑
白墨を置きたる指の影ふかし日の暮れがたの最終講義
18
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あまおう
レンジしか使わぬ僕のキッチンで 魔女の魔法はいよいよ冴える
32
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ほの香
木漏れ日がレエスの模様を描いてる公園のひなたは五月のやさしさ
18
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みやこうまし
一本が一本としてきわだてり 夕日に翳る御所の松並
12
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ふきのとう
青々と麦穂のなびく田園は光あつめてぐいぐい伸びる
9
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桜町
雁がねは近江をさしてゆくものを我のみぞせく逢坂の関
3
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芳立
年ふりてなほも若きはけやき葉のしげりに風のさわぐころかな
5
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横雲
朽ちたるは落椿とはいはざるか掃き退く色の土に濡れたり
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