悠々のお気に入りの歌一覧
浅草大将
遠つ音や日暮れ静けき秋篠に風となるらむ入相の鐘
8
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浅草大将
秋来れば忘れ草にも白露の玉の緒かけて結びとめてぞ
17
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向日葵
ちゅら海と空のブルーが欲しくなり陽に翳したる琉球グラス
4
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向日葵
本箱に並んだ本は悩みつつ今日まで生きた私の歴史
11
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紫苑
麦畑の右下に朱き芥子いちりん夏のひと日にゴッホを恋す
4
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紫苑
抗える我が手を引ける強き手に屈せば満ちる幸とかなしみ
14
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浅草大将
はや君はたつ朝霧のころも川涙ながれのいとも乱れつ
12
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詠み人知らず
風吹けば力を抜いて身をまかせ フラフラしてみて! 笑えてくるから!
11
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紫苑
若き日に悩みいだきて訪うも俗世を離るつよさまたなく
8
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紫苑
結い上げし髪より櫛を抜く闇の指にオパールは 雫と落つる
7
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螢子
隣家の犬の鳴き声「コケコッコー」と聞こえる我の老いの始まり
3
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螢子
虚ろなる心のままに走る道風景もなくただ道であり
18
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只野ハル
亡き小母に化粧施すおくりびと額に光る汗も拭わず
3
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只野ハル
化粧され声はなけれど笑み浮かべ童女の如く小母は眠りて
21
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只野ハル
花満たす棺の形失せ遺骨ただ黙々と子等は拾いて
6
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水葉
微かなる羽音を聞きて目を凝らす夏の名残りの血吸いの虫よ
4
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浅草大将
越え難きいなの七谷続くともなほも八橋に想ひかくべし
4
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詠み人知らず
気がつけば切り札ばかり残ってて どれ使っても誰かが傷つく
25
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詠み人知らず
堺からブラッドレッドを携えてネイビーブルーのヨコハマへ行く
7
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御崎 耕
向日葵の背中を見つける帰り道 遠まわりする夏の終わりに
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