葱りんとのお気に入りの歌一覧
月虹
うたびとの心に開く花があるその尊さにそっと触れたい
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詠み人知らず
太陽と干し草の香りだったのだ 高校二年の 彼女の髪が
20
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林林
出張のパパの布団に潜り込みぎゅっと目を閉じ眠る幼子
22
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林林
いいですよ 泣いても泣いてもいいですよ思い出の中のちっちゃな あなた
18
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へし切
春ごとに桃の節句はありなめど主亡き今をいかで飾らむ
32
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千映
ひじき煮は子よりも孫のリクエスト大鍋で炊く美味しくなれなれ
15
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月虹
希望という一本の棒がありまして皆で立てると上手くいきます
31
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夢士
早きものうたのわに入り二度の春頂く拍手五桁となりぬ
20
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詠み人知らず
永年の日ごと夜ごとの悔いがある 嵩張り墓へ 入らぬ悔いが
18
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林林
庭の梅咲いてきたよと少年は母を呼び寄せ駆け回りをり
24
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コーヤ
昼下り苺スイーツともとして夫と語る言葉花咲き
18
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林林
信号が赤にて待てる四つ角に沈丁花の香甘くさわやか
25
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詠み人知らず
死の床に重なる新聞片づけて いっぱい食べて 最期のことば
14
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詠み人知らず
手を振りて吾にかけ寄る幼子の髪を揺らせる柔らかき風
28
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矢車菊
三十一文字、歌咲かせたい きみのためずっと枯れない花咲かせたい
24
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夢士
東に満月ありて如月やカンヒザクラの紅を映しぬ
27
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へし切
旅立ちの布団ひとつを駅留めに怖さ知らずの青き春の日
27
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舶女チェルシー
活力の再生産が最重要それ以外は忘れる家庭科
7
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詠み人知らず
失策は七千万の死亡保険 妻の料理は 華美で濃くなる
15
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只野ハル
不確かな思いを曖昧な言葉連ねて間接的に詠う
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