金木犀のお気に入りの歌一覧
萱斎院
閉ぢはてぬ凍つるみぎはのあし鴨の こゑ立てもせで誰をかも待つ
11
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西村 由佳里
残忍な黒い言葉で染めてゆく童話のための白いノートを
12
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祈り花
老いの身に餘る時間を手仕事に小さき幸を見つめてゐたり
17
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藤久崇
大地震の あらざる代こそ 無きなれと 歌に知らしむる 末の松山
20
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まあさ
石積みの再生の「生」に込められた思いも乗せて阪急電車
21
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コーヤ
人生はこれでいいとは思わずに新たな希望追い続けてゆこう
19
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コーヤ
谷登りでこぼこ道も突き進みひるまず歩こう希望目がけて
19
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万陽
東京の姉貴に送る小包に故郷の空気と匂いも添える
17
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詠み人知らず
暇人の多分にふやけた作文に つい羨ましいと つぶやく臥薪
23
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灰色猫
雪を踏むただそれだけで満たされた幼き日々にしばし帰ろう
25
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詠み人知らず
古語ならば思いのたけを告げられる 裸になって素直になって
18
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詠み人知らず
冷ややかな面持ちなれどその中は緋よりも緋色情念燃ゆる
15
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うどん
この部屋に 貴方がいない 冬が来て 愛おしいとは 苦しさである
5
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千映
情念をとろとろ燃やす慌てずに掴んでみたら意外に熱いよ
15
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舞
地図に無き街のあるらん人の世の憂い無き街夕焼けの果て
16
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滝川昌之
バス停で足踏みならし待つ母子ときどき子供の手に息かけて
10
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なかしぃ卿
ツイッターより文字数は少なけれ和歌に込めらる想いは無限
10
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リクシアナ
寒ゆるみサボテンの花咲くカフェの睡魔に抱かれ飲むミルクティー
23
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沙久
つかまえた結晶君に見せたくて 息急き切り駆ける宵の雪路
24
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絮谷新
色失せてひとり一月いちめんに廣ぐる砂丘に雪の降り積む
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