inosannのお気に入りの歌一覧
紫草
「この年の怒り恨みは捨てましょう」と訓示うけしがそんなものなし
11
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へし切
詮無いが愚直に生きて馬鹿なれど不実に成るは心苦しき
8
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みなま
デパ地下を歌に詠みたる女性歌人昭和ヒトケタと聞きておののく
9
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へし切
長生きをしたくも無きが 老い先の残る月日を暢気に過ごす
13
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遠井 海
うんうんうんうんとむすめはがんばったりっぱなかおりのりっぱなうんこ
5
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ふきのとう
ぽりぽりと沢庵食めばおいしさにおかわりすすむ朝の食卓
18
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紹益
貧しさに 幾度死のうと 思いしか お上は知らず 庶民の暮らし
7
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あきなり
擦れ違い交わす一言二言が積りかたまり橋となるまで
4
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花かご
十八の背中に見える柔い羽根ただひたむきに飛べよと願う
4
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新月
陽が沈み 宵の世界と なりし頃騒ぎ始める 満天の星
7
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詠み人知らず
年賀状書き終へホッと眺むれば拙き文字に出す意の失せる
5
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やどん
「スマホなら、スッと魔法が使えるの」魔法使いで電車は満員
7
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日向猫
手袋はいつも片方落ちている 諦めたように片方だけが
24
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舞
ひと打ちの鼓動の滾り紅い血も枯れゆく者のモノクロの夢
5
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詠み人知らず
北窓はみぞれ混じりの強風を 断固拒否するあなたのために
8
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詠み人知らず
柚子しぼり蜂蜜たらし湯を注ぐせつなき思ひ断ち切らむとて
2
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横雲
幽天のにわかに暗くなる神のおとづれ遠き朝を恨めり
2
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詠み人知らず
カテゴリイ未分類なる思ひありそつとぬぐひて暗きにしまふ
4
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詠伝
外来種である貴方の主義・主張ついにはこの口からも飛びだし
1
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恣翁
黒っぽき衣服 忙しく行き交ひて 街に師走の気分満ちたり
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