滝川昌之のお気に入りの歌一覧
横井 信
梅雨明けに蝶は自由に羽ばたいて青田を渡る風を見つける
14
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可不可
雨の日に後輩の顔みると 笑くぼも捨てたもんぢゃ莫いな
6
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詠み人知らず
バス停の名前をひとつ思い出し走り抜け行く汽車を眺める
5
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へし切
梅雨のなか身は楽しまず 鬱々と こころの空も晴れやらぬかな
15
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煩悩
眠りたい眠りたいのにあまりにも蛍が舞ってバスが出そうだ
6
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び わ
胡瓜の葉網をつたい伸びていく生きてる感じ動画のごとし
6
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行宮偏(仮之名)
ナグプール どういうプール? ささやかな夢想を乗せる雨季の砂利道
12
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KEN
濡れたまま 祈る少女の 拇指を ほのぼの照す 夜汽車の燈り
12
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KEN
命より 召される事を 選ぶ魂 甘く哀しい 苹果のにほひ
10
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横井 信
使わないプールで泳ぐ満月をそっと見下ろす廊下を歩く
17
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吉野 鮎
遠花火梅雨寒の夜震はせて小糠のあめに咲かす大輪
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うすべに
杖を見て さっと席立つ高校生 暑い電車に涼風が吹く
11
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可不可
彼にだけ魅せたいなんて我ままは 通用しない プールサイド
8
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び わ
朝顔が一輪そっと顔を出しもう夏ですとよびかけており
6
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KEN
鷺逹は 淡雪のやう 舞ひ降りて 眞砂に還る 銀河の時間
11
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KEN
砂になる 間際の命 掴まうと 天の川面で 兩手廣げる
9
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是瓜
黒き地に寝そべる大蛇の傍らで寝起き働き繰り返す日々
5
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村上 喬
さよならの向う側の風景に君の背を追う僕の指先
6
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横井 信
週末の朝の小径の蜘蛛の巣に残るしずくは夢の切れ端
13
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村上 喬
つゆ空に君の笑顔を抱きしめてさよならと言う傘は水色
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