速魚のお気に入りの歌一覧
只野ハル
白米二合とレトルトとカット野菜を食べる軟弱モノだ
6
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只野ハル
そしてまた飲み過ぎているリアルなど色褪せ薄れ異世界にいる
8
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みなま
松川の合歓木未だ花僅か朝夕上着が欲しくなるらし
5
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愛
水滴がみどり含んで潤うから叫んで消えてしまいたくなる
4
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へし切
恥ずかしきなほも言い訳する人の初心は所詮卑しきこころ
24
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村上 喬
洗濯を外に干すかを思案せり選択迷う空を見上げて
13
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村上 喬
夏空にたなびく白いティシャツに白妙などと口ずさむ午後
18
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ながさき
若き日の デートコースは ニコライ堂 聖橋から 湯島天神
7
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詠み人知らず
気がつかず気を失うが多かれど目が覚めるから生きているらし
15
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つゆくさ
以前はね 便箋四、五枚手紙書く今はまとめた三十一文字
4
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あまおう
一粒に満たない雨の質量ときみへの想い そぼふるという
21
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へし切
恥ずべきを知らぬものかは愚かなる名乗らぬものも正さぬものも
29
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すばる
二人きり殻に篭ったピーナッツ 君だけ誰か食べてしまった
18
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みやこうまし
忍という字は 心に刃差し向けて 後には引かぬ 覚悟示唆する
20
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みなま
愛しさも美しさも敵わぬひとの歌ページくる指冷えた気がした
14
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みなま
おはようを言いおやすみと明かり消す 写真は返事くれないけれど
20
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詠み人知らず
朝食の習慣だけは続けなきゃ 孤独の毒を退治できない
15
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舞
母娘揃いの柄の浴衣着て歩く背中に女競える
7
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村上 喬
輪郭を重ね合わせてはみ出したプロミネンスは僕の情熱
17
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みなま
子とふたり卓袱台に肘つきながらさくらんぼ食む梅雨冷えの夜
21
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