白亜のお気に入りの歌一覧
浅草大将
咲きてこそ花の命は実を結べ空死に乞ふのなど美しき
17
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文月郁葉
肌と肌重ねあわせて生命ある者の約束はたされていく
10
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紫苑
縁あらば詠でまみえむ昨夜のうち去りにしひとの足跡のなく
17
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田中ましろ
しんしんと言葉は積もるのでしょうか 銀世界には椿ひとひら
6
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紫苑
ひととせの罪溶かすごと夕月の花色に染む空のぼりくる
11
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只野ハル
歌ひとつ残さず不意に去りし君暮れの夜寒に何を思いて
14
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詩月恵
冬銀河 迷子になった好きたちが見つけてほしいと瞬いている
23
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田中ましろ
ディジュリドゥ ゆりかごにいた記憶よりやさしい鼓動をいま聞いている
8
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田中ましろ
冬に咲く向日葵を抱いて君を待つ窓辺よいつかひだまりになれ
11
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紫苑
櫛をぬき髮ほどくときそにひそむ蛍火にのせ我が身放てり
11
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ケンイチ
稜線は濃さを増しゆき群青の空の星の心許なき
12
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浅草大将
凍てつきし汀に雪の積もる夜も残る水面はただ月のため
25
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浅草大将
乗ることが出来ない汽車の荷物車に夢の鞄を投げ込んだ夜
21
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紫苑
冬ざくら闇に溶けゆく寂しさに案内ためらふ円覚の杜
10
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ケンイチ
空の呼ぶ青さは胸に穴を開け大地に光をもたらすいのち
5
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羽
ぬかるみも光にあふれることがある許されることを信じてあるく
29
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falcon
変革の去年の炎は見えずともさだめなき世のともしびならめ
11
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浅草大将
和歌の浦の風にこがるる一葉舟果てしら波にゆく方やなき
9
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山本克夫
夕暮れのさみしい街にとけてゆくあなたは雪であったのでしょう
14
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ほたる
雨降れば我に染み込むいくつかの雫の中の君は一滴
9
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