滝川昌之のお気に入りの歌一覧
扇軒主人
夏の夜は昔の如く清風の天の川下友がありけり
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吉野 鮎
力士より呼び出し彼にぞつこんで人それぞれに相撲の嗜み
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ななかまど
格子樹のみどりのなかを風に舞うポプラがはなつ雪華の夏
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つゆふみ
名づければ 姿を隠す竜ならば「名づけられないそれ」と名付ける
9
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つゆふみ
海も地もみんななまえを変えたなら君は立つコトバ以前の大地
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つゆふみ
海も地もみんななまえを変えたなら言いあらわせる はずなどないさ
9
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つちだゆういち
うら若き君との戯れ懐かしい少年時代描きし夢を
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只野ハル
凶行に命奪わる匠らのエンドロールを見れば哀しも
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煩悩
大盛りのクリームパスタを最後まで残さぬように舐めている舌
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夕夏
ぎかいですぐにきまることぎいんほうしゅうあげるときだけすかすかす
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夕夏
なんぼくのとくいせとぎわがいこうにおめめしろくろぐれーにみえる
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河のほとり
かりそめにある世なりとも夏草の憂きことしげくなりまさるかな
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河のほとり
なぐさめて月を待つ間のおもかげも消えてほどなきたそがれの風
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河のほとり
絶え間なき雲にまよへばさみだれて月やいづこと鳴くほととぎす
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舞
嗚呼きみは覚えてるかな幼児の母呼ぶように囁いた夜を
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夕夏
せんきょほうかいせいいいんかいつくりしほうにかわりぎいんのさてい
4
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うすべに
丘下り菩提樹の葉を揺らす風 祇園精舎の夢を見ている
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つばす
帰宅時に豪雨にあいて濡れそぼつ 後30メートル家まで遠い
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詠み人知らず
ひとは皆変わりたくとも変われない認め合いつつ「あばよ相棒」
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詠み人知らず
ゴミ箱へフリースローは慎重に一歩たりとも動けないから
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