夢士のお気に入りの歌一覧
片井俊二
桜葉の木洩れ日のなか往く君は夏のきらめき瞼に映し
6
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片井俊二
目の前をアオスジアゲハ飛び去りて夏は近づく一度限りの
12
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紫苑
しらかみに落ちたる無援ひざかりをロールシャッハの染みの広ごる
9
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詠伝
蜘蛛の巣でバタつきもがく蛾の横をモンシロチョウがひらひら過ぎる
7
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へし切
あらそはぬことを誓ひし憲法を棚上げにして無意味な議論
16
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もなca
揺れうごくまだらの影を踏みながら君と歩けばおどる木漏れ陽
22
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へし切
父の日は関係ないと思ふたが「ありがとう」の言葉が嬉しい
31
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詠み人知らず
暗黒の闇に見つける灯は広き父の背すがったあの日
17
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灰色猫
雨空へスクラップにされた車の山が叫んでる 永遠はないと
11
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みやこうまし
悲しかり 子を育てんと命かけ飛び来し藪蚊の残骸見てる
22
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美津村
父の日に贈りくれしスニーカー履きて部屋内足踏みしたり
17
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南美帆
いつもゴメン、どうか元気で、ありがとう顔も見せずに父にメールす
16
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只野ハル
休日のパワーショベルはうなだれて解体中の廃屋の前
12
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只野ハル
花咲けどまた実のならぬ庭の梅茂る葉陰を見上げるばかり
7
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只野ハル
もう何もほしいものなど無いのだが心残りは数え切れない
12
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へし切
脳内にフレーズ飛び交ひ七五調句切れ気になり指折り数ふ
23
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水ノ衣
ピアノ弾く白き指先その細き美しき舞い魅せられし我
18
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河のほとり
夕づく日雲のかかりて山の端に入らでも影の絶えぬべらなり
6
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紹益
父の日に 久方ぶりに 墓参り 昔を憶い ただ草を引く
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詠み人知らず
おっぱいよーねんねんよー吾子の歌声きっと消えない
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