inosannのお気に入りの歌一覧
朝がお
言の葉に色の付きたる山葡萄二次元から五次空間へ
4
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いちにのパッパ
六歳のズボンばさっと振りはたく木の葉のシャワーしずくがひらり
4
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南美帆
好きだけどもう会えないの携帯の着信拒否で覚悟を示す
1
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詠み人知らず
リップグロス塗らぬ唇想ひつつ冬のオリオン西に傾く
2
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聴雨
薄ら日にぬくもり探す残り菊けさ置く霜をそつと抱きつ
7
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紫苑
きしきしと夜をつひばむ星ぼしゆしたたる熱のあをじろきこと
13
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詠伝
其の手もて捏ね繰りまわすパン生地にわが身を重ね舌舐めずりする
3
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聴雨
夕雲の輪郭ほどのたしかさで星降るゆふべの声は残りぬ
8
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みやこうまし
秋去りて黄葉の剥がれし銀杏の木 黒きさ枝に木枯らし通す
12
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朝がお
月は到り星はよそほひ影ひとつ天心高く雪きらめきて
4
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紫草
通い道悲し悲しと泣きながら塀にしみたる雨ふりのあと
18
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朝がお
音をたて波打つ如く風は泣く朝の陽迎える闘いなのね
5
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へし切
死に時は天命なれば受け入れて悔いを残さず上手に老いる
12
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夏野ほたる
君を待つ寒空の下細いみち夜空に浮かぶ月を見ながら
5
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五穀米
今の世の心の世界の進歩など思えば己が進歩に過ぎず
1
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五穀米
四千円出して電動ドライバー俄か職人腕まくりして
3
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詠み人知らず
流星群ふりそそぐ夜に奏であう交響曲ほど刹那うたかた
12
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更紗
年の瀬の慌ただしさは気持ちだけ 口先ばかりで半月が過ぎ
5
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もなca
一度だけきみと訪ねた里山でみつけた木の実の名前が知りたい
5
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詠伝
新鮮な白子の膜を歯で裂いてどろりとしたモノ舌でころがす
3
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