詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
弁えず 化粧はじめる娘ら越しに アラララ 車窓の撫子ゆがむ
21
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滝川昌之
エアコンの効いた車に頭下げ 路上誘導 猛暑の憂鬱
29
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竜胆
あの夏の 君の背中に生えていた 戀という名の まぼろしの羽
10
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只野ハル
代り映えのせぬ今日の終わりにひとりいつものビールを飲んでいる
21
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コーヤ
ペダル漕ぎ朝の川沿い出迎えは水面より来る冷風シャワー
17
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コーヤ
鳳仙花熟した果実とびちって幸せ探しの旅に出かける
21
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中野美雄
蛍袋の夕べ降り出づる五月雨にほの耀へば逝きひと思ほゆ
8
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あゆか
あの世より今の心配しましょうよまずはお掃除始めましょうね
19
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藍子
雨音が紡いでくれるその歌は私のものと心に秘める
21
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君丸
道それて 過ち犯す心にも 正しておくれ 日が昇る道
9
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灰色猫
花手向け語ることなき亡き人の名を呼びかける強さをくれる
19
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inosann
跳ねるのを音を頼りに待っている今か今かと 巴川の辺
20
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詠み人知らず
会話なく ひとつ捲るに吾が三つ 不思議なリズムで時は流れぬ
19
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まあさ
梅雨晴れ間 福博の街 一斉に 十四の「飾り山」そびえ立つ
22
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中野美雄
しののめのしのび音になく田雲雀にほのか耀ふ蛍袋は
11
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舞
とし経ればひと免れぬ老い病手を取り合いて妻と歩める
5
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滝川昌之
笹の葉に短冊結びささやかに 母さんパンダの子育て応援
19
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ながさき
「祈り」とは 湿れる木より 火を出し 乾ける砂より 水を儲けむ
20
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紫草
オニキスの黒い光を胸に下げ別れのことばを口にしました
21
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コタロー
「すつきり」と引退したるひふみんに後輩棋士が花束捧ぐ
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