夢士のお気に入りの歌一覧
芳立
見てしがな立てば木かげに色そふる小百合の花の寝ねもするさま
9
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みやこうまし
「間も無く」とう言葉に忌て反応す 心底にある 長寿願望
12
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詠み人知らず
限界を突き付けられているようで目を逸らしたくなる深い溝
11
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へし切
妻敵と世間の誹り受くるとも二人生きゆくしあわせあれば
15
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紫苑
降りしきる雨のきこえぬまなうらにふはりとひらく黒きスイレン
22
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みやこうまし
昼寝して夜遅くまで歌を詠む夜間飛行や サン・テグジュペリ
17
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あかる
花の咲く小さき音を聞くのなら君と歩もう 睡蓮の園
9
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へし切
紫陽花の色鮮やかに変わりゆくオランダ坂に雨は降りつる
28
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秋日好
鉢植えの紫蘭ひと茎花もたげ驟雨に濡れる望郷の念
4
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紹益
梅雨晴れに 一人黙々 草を引く 田の草だけは 元気溌溂
11
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由縁
上半期終えたとみながいう明日に 年末からの咎負いなおす
3
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由縁
子猫らの悪戯のあと雨も来て グラジオラスはお辞儀したっきり
4
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美津村
梅雨の晴れ間の光みなぎる山の村布団を叩く音響きたつ
10
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片井俊二
桜葉を潤す朝の雨粒が頬へと落ちる 乾いた心
8
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みなま
花と咲き結ばれ実る愛しささえ満ちれば枝を離れ鳥と舞う
13
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ながさき
坂の上 グラバー邸の 眼下には 船が行き交う 碧き海光る
16
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秋日好
瀧うがつ身體を渡る波の花水際たゆたひ月に照らされ
7
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秋日好
朱雀飛ぶ四条七条鴨川に沿ってたどった人生の道
7
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秋日好
杖折れて奥の細道遠ければ夢は吾が野をかけ廻れ 君
5
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詠み人知らず
妃までのぼりし人の影を見て憧れし日を思ふも恥し
4
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