滝川昌之のお気に入りの歌一覧
千葉 甫
この道は少し傾斜のあることを感じて下る風に押されて
6
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ひすいの湖
タイピング速いと言われ指を見る料理うまいと言われたいのに
6
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ひすいの湖
真面目な子いいねといったすぐ後にパチンコ行くと告げて去る君
4
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ひすいの湖
釣れないとぼやかれたから釣られたと 言ってやろうかボウズの帰宅
8
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松本直哉
非常勤いな無常勤とやいふべけむさだめなき世のわがなりはひを
5
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舞
ぬばたまに香のみの君を求めてはあこがれ出でるひとや不知火
3
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び わ
紫の朝顔じっと見つめおり父ちゃん我慢暑さこらえて
4
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KEN
いにしへの 人の呟き 傳ふらむ 夏風の中 令法ざわめく
9
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恣翁
抽斗に置き捨てられし 書き付けの 旧りし句案を 読み返しけり
22
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へし切
吾が庵の狭庭の陰のほたる草 仮のいのちを儚に咲きぬ
15
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横井 信
遠くから花火の音が聞こえくる夏の夜の道ゆったり歩く
11
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横井 信
夕暮れに水銀燈がきらめいて取り残される夏の静けさ
11
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萱斎院
みじか夜の浮舟てらすかがり火に たぐふけぶりのゆくへも知らず
6
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可不可
梅雨の捨て台詞みたいな熱低も 隅田の川面に夏の華さく
6
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うすべに
逢いたさにこぼれる涙 袖包み 揺れるはかなさ夏の夜の夢
7
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ななかまど
廃校の庭に咲き初む山百合の香りさらいて山峡の風
6
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ながさき
根本に命を帰す 帰命とは 「南無妙法蓮華経」 是なり、と
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吉野 鮎
朝霧がゆるくつつみて鎭もれる杜の氣を裂くうぐゐすの聲
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詠み人知らず
昏れて落つ花とし生れ沙羅の花散り敷ける白さ儚くもゆかしき
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詠み人知らず
朝起きてこの空の下人は皆生きていかねば理不尽なほど
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