夢士のお気に入りの歌一覧
あまおう
鈴なりのツバメの子らの餌やりは おりこうさんで左から順
27
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すばる
縁側に干した座布団家猫のベッドになって母は溜め息
17
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詠み人知らず
雨やみて風吹く夕の路地添ひに定家葛のかをりひとすぢ
16
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詠み人知らず
「祖国」とは近寄り難きことばかな「ために死す」かを我に突きつく
13
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芳立
あかねさす日の丸雄々しあめの海五十の星のひかりなくとも
6
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恣翁
湯の面の青き松葉を 掬はむとすれども逃げぬ 鼓豆虫のごと
18
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紫苑
ぬばたまの絹をまとへるをみなごは花びらひとつ川に流しぬ
11
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みやこうまし
梅雨の去る気配無きかと空をみる 祇園祭りの夏恋しくて
18
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ながさき
穢土と言い 浄土と言うも 土は同じ 見方に依って 環境変わる
9
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みやこうまし
紫陽花の露と光と虹の色 気色かわれば暑さ気になる
13
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ながさき
嘆かざれ 嘆くなかれと 響く声 忘れた頃に 噴き出す悲哀
20
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へし切
権利とは己を守るものなれど義務と言ふ名の犠牲伴ふ
23
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瑠璃唐草
プロヴァンス昔旅した乾いた地その名のワインで湿気忘れる
1
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芳立
日の丸の旗をかかげてアメリカの汚れ仕事を請け負ふ権利
7
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紫草
怒るのも嘆いてみるにも力要りパワー不足な穏やかな日々
23
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紫苑
日ざかりを微風にふれよ花々はうた詠むわれに何を語らふ
19
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美津村
軒々に風鈴の鳴る旧街道梅雨の晴れ間の風吹き抜ける
28
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へし切
詮無くも歳を重ねど欲ありて仮の憂き世になほすがりつき
28
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みん
穏やかな昼に自転車跨がればきっと誰もが歌いたくなる
6
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ながさき
母はまだ 元気で今年 卒寿祝 車イスでも 友と語らう
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