夢士のお気に入りの歌一覧
由縁
山百合の蕾に遠く相馬想う 今年も馬は駆け抜けるだろう
3
もっと見る
詠み人知らず
雲間からのぞく太陽まぶし気にうつむく紫陽花照らす雨上がり
16
もっと見る
詠み人知らず
幼子と犬がなかよく肩ならべ夕陽を見てる夕焼け小焼け
16
もっと見る
美津村
山寺の本堂障子開かれて蚊遣香匂ふ蝉鳴きやまず
7
もっと見る
美津村
こだはりは少しの酒にとけゆきて君はいつもの饒舌となる
16
もっと見る
ながさき
半日の 仕事を終えて 帰路につく 車窓から見る 夏草の海
20
もっと見る
みやこうまし
公園の植物除けてアクリアム建てて得々京の市政は
9
もっと見る
へし切
流れゆく身は浮雲の風まかせ気ままに老ひを生きるとするか
21
もっと見る
みなま
風渡る青田の稲の葉の先の露のレンズに映る青空
25
もっと見る
詠み人知らず
せっかちでホウズキいつも鳴らせない破れたふくろ舌に転がし
10
もっと見る
河のほとり
我ならぬ我はとどまる里離れて心は知らぬ野山にぞゆく
7
もっと見る
河のほとり
白雲にたぐふ心に任せつつ野山に遊ぶ旅してしかな
8
もっと見る
詠み人知らず
二つめの月に棲みつくうさぎの瞳かすめる影は過ぎし星屑
15
もっと見る
ふきのとう
山々をあい色に染め穏やかな雲の流るる梅雨の合間は
11
もっと見る
由縁
幾重もの言葉重ねてミルフィーユ 涙の数の破片ちらばる
8
もっと見る
ふきのとう
生ぬるき南の風は頬にふれまだ降り足りぬ梅雨の終わりに
23
もっと見る
速魚
蜂の巣へ殺虫剤をまく手に挑む蜂 地に落ちて心刺す
7
もっと見る
速魚
猫どもは三日月の夜集まりて 飼い主の品定めするらし
8
もっと見る
速魚
アカシヤの葉の隙間から空見れば 光りと影が溢れて揺らぐ
16
もっと見る
速魚
雨の日に もふもふ子猫ちょこんと来て 育ちまた雨の日に逝く
11
もっと見る
[1]
<<
1332
|
1333
|
1334
|
1335
|
1336
|
1337
|
1338
|
1339
|
1340
|
1341
|
1342
>>
[1488]