金木犀のお気に入りの歌一覧
君丸
もういいと 思う気持ちの 弱さより 負けじ抗え 僕の自惚れ
6
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千映
冬なんて忘れるほどの青空にこころは春のガーデニングする
16
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inosann
山々を橋でつなぎし山陽道ま下の家々つつましく見ゆ
26
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秋日好
清流の滝と鳥居を分断し父母の家見降ろす山陽道かな
21
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まあさ
今週も 無事に終了 安堵して 「週めくり」めくる 土曜日の夜
19
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万陽
トンネルは 山の大きな 口のよう車という名の 食餌を吸い込む
14
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千映
冬の海まだ海底でさまよいて苦しむ人の声が聞こえる
15
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コーヤ
白梅の笑みより漏れる甘き香が枯れ野の原に染み入りひろぐ
18
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万陽
父母祖父母 遠き祖先も 我が身なり魂へ届け 南無阿弥陀仏
12
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詠み人知らず
曇りのない言葉だけが欲しかった それだけあれば陽が射したのに
21
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灰色猫
ぼくたちはみんな心の奥底に花を咲かせる花瓶を持ってる
21
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灰色猫
その夢が本物ならば零れ落つ涙もいつか輝くだろう
19
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灰色猫
残雪がすべて雪だるまならもう少し世界は平和になるかも知れない
22
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淑乃さと鹿
ただ一人 砦守りし 老医師に 戻る町の灯 いつか見せたし
15
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詠み人知らず
遠ざかるあなたの背中が消えたとき 近づいてくる 終わりの気配
8
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秋日好
茶枯れした紫陽花の花切り取って寒波と陽射しが株間を遊ぶ
18
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えこ
緑児の葉っぱのような掌が宙を掴むのは世界を知るため
10
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有賀亭小太
遠来の朋と重ねる杯の肴は止まりし時間の再生
10
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桐生賄
「お母さん 今日のお昼は 何ですか」 部活帰りの 子の第一声
19
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藍子
夕方の彩り豊かな空を見て娘の名前茜で良かった
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