滝川昌之のお気に入りの歌一覧
び わ
茶をたてる無論自己流単純に利休様より妻喜べば
9
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Hatabou
昼食にラーメン食べて夜は鍋酒は熱燗冬の幸せ
7
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横井 信
冷え込んだ朝に咳する秋の日の淡いひかりは刈田に遊ぶ
13
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詠み人知らず
半ズボン 長袖コート ブーツ履く 目を擦り見る ちぐはぐな冬
5
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睡密堂
かなしみは生まれた時に吸いこんだ空気にきっと含まれている
12
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詠み人知らず
冬告げる 便りは肌に 冷たくて おでん食べたし 温もる会話
6
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詠み人知らず
渋柿の 暖簾を垂らす 古き家 歩く楽しみ 小さな故郷
8
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聴雨
初霜を纏ひて白き野の花をまだ明け初めの薄ら日は抱く
12
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痴光山
冬日中減りて騒げる小学生 散れば校庭うそ寒々し
6
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KEN
小春日に フォルクローレは 舞ひのぼり 蒼に溶くかも 陸奥マチュピチュ
8
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ななかまど
逆さまに実をつつくときヒヨドリよそのまま飛べば固き地球よ
12
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積 緋露雪
水鏡風に漣紅葉映え燃ゆる水面に雲浮游する
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音蔵 雅秀
秋宴 湖畔一面 紅葉燃ゆ 水面に宿り 映し鏡に
5
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音蔵 雅秀
大型の 山車の繰り出し 賑やかに 幼き頃の 炭坑の夏祭り
5
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び わ
ツワブキが花瓶を飾って気を流す寒さ跳ね除け皆を励まし
7
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茂作
獲りのこる種やも知れず青々と 長葱にまじりて生ひし馬鈴薯
12
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聴雨
滔々とながるる筆にほとばしる墨は心のままをかたどる
11
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積 緋露雪
晩秋と思しき寒さ闇蔽ひ獨り風邪引き咳一つするも
4
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横井 信
マンションの狭い花壇の足元にひと足早く白い山茶花
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杜鵑草
ふたたびはあひ越ゆまじき明石の門えやは忘るる彼の夕暮を
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