つゆくさのお気に入りの歌一覧
赤俊雄
空色は空いっぱいにとりどりと、なのに「晴れ」の一語で済ませる野蛮
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赤俊雄
ゆるすのは早すぎるから仏頂面の仮面を着つつもほころびる頬
4
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赤俊雄
二輪車のバックミラーが掠め取る梅雨のやすみの天の切れ端
22
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みん
もう別に好かれなくても良いんです君の温もりただ感じたい
4
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舞
人を恋う思いは深く澪つくし水面に映る月のみぞ知る
7
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舞
それぞれに命を懸けた母がいてランドセル負う子供らのゆく
13
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舞
はるかから天使の羽が降るように音無く積もる君への思い
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みなま
遠つくにより桜桃届く艶やかにひとつひとつをひとが摘みしか
12
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みなま
夏至の日はゆっくり暮れる おひとりで三匹の猫と通りながめる
13
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紹益
製糸場 世界遺産に 決まれども 忘れてならぬ 女工の哀史
22
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へし切
蛍舞ふ夏の夕さり愛おしく妹がたましい彷徨ふようで
32
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あまおう
きみの嘘 伸びやかに引く ジェット機の ラインのように ハートに痛い
12
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みん
論文を書いてるうちに何のこと書くべきなのか分からなくなり
3
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みん
シンプルな部屋に憧れ断捨離す 気が乗ってきてどんどん捨てる
8
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ふきのとう
まだ露の残りしきゅうりはきらめいて今朝のサラダに初採りをする
17
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ふきのとう
耳元であのねと言いし幼子のやわらかき息は吾をくすぐる
23
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ふきのとう
横浜に集う同士は輪になりてお国なまりの飛び交う一夜
18
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灰色猫
歌っては 削除してしまう 弱りし日 心の内を 開けぬままに
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灰色猫
消えていく 蛍のような歌心 あとちょっと もう少しだけ 光ってみせて
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灰色猫
心拍に エラーが発生しています いますぐ恋を止めてください
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