藍子のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
一人居の我に許さる楽しみは歌を詠むこと梅雨曇る日も
20
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みやこうまし
歌詠むは執念なるか白内障手術を終えて片目で作歌
20
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みやこうまし
父母送り妻をも送り葬祭の責を終えたり 後は息子に
19
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みやこうまし
紫陽花の色様々に咲き乱れ笑顔振りまき人引き寄せる
16
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灰色猫
体内のわたしの海が月影の欠けた部分と恋をしている
20
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灰色猫
大量のエスカルゴたち野に放つ晩餐会の悦にならぬよう
12
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灰色猫
もう海と言葉を交わす事もなく廃灯台は暗闇を知る
23
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灰色猫
いつまでも真っ直ぐ立たぬ心根の不徳を弱き向日葵に見る
12
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灰色猫
ひらがなの雅な歌を詠うより大地に根ざした歌を詠みたし
18
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ながさき
大海の 波に漂ふ 栴檀の 浮き木に出逢ふ 一眼の亀
34
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滝川昌之
過不足のない陽気だと見上げれば頷く風がまた心地よい
21
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滝川昌之
週末はプハープハーとあちこちでジョッキを空ける梅雨晴れの宵
24
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滝川昌之
愛犬を偲ぶお歌に涙して思いはリードで友とつながる
24
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滝川昌之
梅雨晴れにランチで涼をとる人のカラカラカランと薄まるグラス
23
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滝川昌之
父さんがうれしがるから思い切りかまえるミットの笑顔めがけて
25
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リクシアナ
贈られて封を開けば瀟洒なる今宵の月は小箱に御座す
24
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リクシアナ
見返ればいつかそぐわぬ姿見の帯の茜をきょう封じおり
20
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千映
花終わり手入れ勤しむ吾の顔は薔薇に感謝と希望伝える
17
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inosann
見上げてる遠い昔の思い出に背丈を記す父のまなざし
24
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恣翁
忍ぶれど 色に出でにけり 饑きは 物欲しや ふと他人の豆腐まで
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