加祢のお気に入りの歌一覧
粕春大君
東はや地震ふる花の散りゆけば今年のさくらぞかなしかるべき
15
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詠み人知らず
下り来し毘沙門の山見返れば山桜一本夕陽を浴びて
7
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詠み人知らず
早起きしトイレを磨くここちよさトイレの神様おわしますかな
7
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詠み人知らず
葱坊主黄緑色の柔らかさどんな花より絵になる写真
8
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詠み人知らず
空仰ぐ我をまちしか山桜はらはらと散る光念寺の庭に
13
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垂々
春は苦い 苦すぎるからサクラ色現像液にひたす思い出
27
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垂々
この川の流れに耐えてこの川の流れを笑ってここで生きてく
25
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山桃
祈りゆく行雲流水ひとの身のはかなさ凍みて春の雪降る
17
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山桃
うつくしまふくしまさくら闌干と泣いてふふめる沈黙の春
20
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粕春大君
空に咲き地に散り敷けり 悲歌に満つ世を淡紅 に染めよ桜は
34
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粕春大君
海嘯のあともまだ干ぬ破れ庵に医師咲みけり荷は重くとも
27
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粕春大君
みちのくのなゐゆるはてのふるさとはかくもはかなきいろたらむとは
23
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詠み人知らず
「おかあさん、野太く生きや!」と泣き諭す祖父と同じの兎年の子
9
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詠み人知らず
真夜中はそう怖くない夜泣きする嬰児に歌う寺山のうた
12
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紫苑
喧噪の名残り淀める暗がりで猫は片眼に月を飼ひをり
19
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紫苑
生れ初めし揚羽の黄を飲み込みて薔薇の黄の天に傾るる
10
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聴雨
梢よりほどけ舞ひ散る花びらはふたたび枝に戻ることなし
15
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聴雨
春の日の花もやがては移ろへどかの眼差しの変はることなし
12
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聴雨
雨をいたみけさ咲く花の切なさをしばし心の隅にとどめむ
8
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芳立
なほ花ぞ舞へるとみれば幼子の吹くやシャボンの玉のながるる
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