垂々のお気に入りの歌一覧
薫智
ありふれたことばは掃いて捨てるほどあるのに僕ら信じてたくて
8
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薫智
偶然に出会う機会が多くあり奇跡みたいと笑いあったね
7
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詠み人知らず
人を待つ時間が苦手カチカチとただ繰り返すスパイダソリティア
9
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山本克夫
水道水、水道水 海だった頃の静寂を喉の渇きに教えておくれ
9
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さる
わが腕に採血の針指しつつもほほえみ絶やさぬ看護師あり
3
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只野ハル
雨の歌ひとりの夜に詠いたい垂れて落ちゆく言葉の雫
9
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氷魚
ささくれを止せばいいのにはぎ取って肉の赤さをずっと見ている
14
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まるたまる
汗なのか涙なのかは知らないが春雨よ、もうびしょ濡れだ
14
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ほたる
「歌を詠む」たった一つの共通点集う仲間に暖かき雨
18
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光源氏
身にあまるまでの御心いかでなほ難波の葭と言はぬものかな
12
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Coo
「下手な句もどんどん詠むのがコツなのだ」肩をポンポン叩く山頭火
22
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半格斎
小夜ふけて雨だれ刻みし音の沁む睡魔をさそふ春のきざしや
22
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きりあ
横道にそれて失くした物ばかり綺麗に見える黄昏が有り
19
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恣翁
床出づる 女引き留めて また肉を 貪り合へり 道ならぬ身は
31
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芳立
羊追ふ狗のあらすや鯨とり海にし浪のたつぞうらむる
11
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栞
独りではないけど誰も選ばない我に足りないものを探して
5
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村木美月
懐の深い男の懐で耕してみる負け組の恋
15
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只野ハル
よごれた雪だるまはほうき星になってイヤなことなど忘れている
5
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紫苑
厨辺のましろき湯気に閉ざされて妻たる我よ盲目であれ
16
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薫智
真夜中の校庭で待ちぼうけてた見上げた星が哀しく綺麗
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