水中あやめのお気に入りの歌一覧
小林道憲
玉水は命を刻む音なれや雪解け近き如月のころ
28
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宮守ふみ
偽りの仮面からでる豆鉄砲御社で働きたく存じます
9
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芳立
咲き初めの色を思へばさくらさくらこころなきをも集はするかな
13
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紫苑
一生をし君がかたへに咲ききりて月下美人のいのちの絶えぬ
8
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紫苑
尊とてひとにやあらむかぎろひの燃ゆるおもひの歌にのこりき
9
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夢士
花に寄せ香りに寄せて春は来ぬ心のうちの霧も消し去り
11
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片井俊二
夜空には億光年の星ひかり通り過ぎゆく永遠の過去
7
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へし切
気まぐれな風のたよりに惑ふ梅此方彼方と誘はれければ
17
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紫草
少しづつ花は満ちゆき春風は微笑むごときやわらかさなり
26
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桜園
なんとなく心淋しい一日にうたの拍手でぬくもりもらえり
20
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粕春大君
窓ちかき衾の風の寒くとも梅かをる夜は開けてふるらむ
8
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河のほとり
いにしへに頼めしことを花香る風ぞ答ふる古都の夕闇
8
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紫苑
人影の絶えてひさしき玻璃まどの連絡通路に月光の棲む
24
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紫苑
あかぼしのあくがれの果てあかき鳥居ひとつくぐればあのよの宴
12
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へし切
春うらら少女の歌ふ二重奏澄みわたる空声がとけゆく
29
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へし切
誤表記と気付くも遅し評価受く正すもならず恥じ入るばかり
14
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河のほとり
面影もしかと覚えぬ夢さめてただ静かなる寝屋の闇かな
12
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河のほとり
夢うつつ知らずこの世は花の香に浮かびて消ゆる幻のうち
11
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河のほとり
ほととぎす汝がいにしへを偲ぶ声に今年の花の惜しきのみかは
7
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へし切
うぐひすの鳴くや三月の梅の花憂目と思へど恋もするかな
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