紫苑のお気に入りの歌一覧
みなま
うぐいすの読経に合わせ声張りて墓石に響かす 今日三回忌
13
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falcon
住むひとのこころしのばる薔薇の垣スマホ見つめて人は過ぎゆく
9
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falcon
街角の旧き魚屋年老いた主人がサヨリを並べてる午後
8
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松本直哉
紅旗征戎とほくはなれて森のなか音なき雨にぬれつつあゆむ
6
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浅草大将
夢にたつ昔のひとの袖の香も血にこそ匂へ巴里のきぬぎぬ
6
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falcon
いにしへのふかきたのみの色みへてむらさき匂ふかきつばたかな
12
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村上 喬
歌詠まぬ「うたよみ」になる沈黙の微かな吐息を風に聞きつつ
25
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falcon
いにしへを偲ぶとなしにもとおれば朝な夕なに香るたちばな
9
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松本直哉
夕されば素馨のはなのいやましにたかくかをりてわれを泣かしむ
9
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falcon
はつ夏の風のいろ濃きむらさきの袖なつかしくいちはつ咲きぬ
13
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みなま
きゃらきゃらと立ち話する近隣の犬よりかなんと夫の声聞こゆ
7
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詠伝
君を抱く感触必死に呼び覚ます頭上で電車は夜を撫でてく
18
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詠伝
頬ずりの枕における暗喩とは貴方の表皮或いは粘膜
17
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みなま
夜目遠目をとめと紛がう朧月夜くりのはなれのめしたきの婆
6
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悠々
肅々と岩打つ水や紅椿・ 螢 白き椿に我が身變へてぞ・悠
23
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みなま
山中の竹にかぐやがおわすのか藤の向こうに竹の秋見ゆ
7
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悠々
のどけしや食ふ寢る垂れる句をひねる 足らざるものは金と戀ひなり
29
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舞
飯場へと帰る男ら日焼けした顔和ませて家へ電話す
12
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たんぽぽすずめ。
お仕事も遊びもマジでやらないと結果でないしつまらないでしょ
17
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リンダ
浴槽でくの字の親指伸ばしおり骨と血管ありありと出る
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