ケンイチのお気に入りの歌一覧
青鯖
朝蜘蛛も君が厭えば毒虫かさあ糸切れよ地獄で会おう
8
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滝川昌之
一息はコーヒーでなくお茶でなくマスクはずして汗拭いてつく
20
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みっさん
四十雀言葉もなきに二羽揃ひ同じはうへと飛び立ちゆけり
5
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ななかまど
遠きほど白を極めるワタスゲを自在にゆする峰の清風
12
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芳立
近ころはころなころなと騒ぐなりこぞに変はらずかはづ鳴くころ
2
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灰色猫
瑞々しい紫陽花たちを愛でている無垢な瞳で見つめられたい
10
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灰色猫
むらさきの雨降り花に君の名を滴る想ひ枯れることなく
10
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麻矢
惚けるとは多幸となれることと知る母美しき晩秋の午後
5
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横井 信
ビールから飛び出す夏のまだ青い小さな柿の待つ秋の風
8
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名鈴
柿の実の 甘く熟るれば その折に 訪ふべしと 笑ふ客人
11
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滝川昌之
ファッション誌 かぶれるように真似をして学生街の蔦青きころ
19
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ななかまど
網戸より入る冷気に気づくとき闇ねばるごと夏が近づく
8
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ななかまど
予報士の声さわがしく梅雨に入る妻の二度聞きゆうつなる頃
9
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横井 信
読みかけの本をしまって梅雨空の雨間に歩くみどりの小径
14
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トウジさん
フォーチュンクッキー いいじゃない 今ごろ といわれるかな みんなで踊ろう
4
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里香
かんざしに黒髪たかく結い上げて 半袖素足 うなじをさらす
9
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夢士
熊笹の生い茂る道ただ一人三密を避け熊も出で来ず
12
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滝川昌之
少しずつ我慢持ち寄り凌いだか そろそろ密にもなりたい頃な
17
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ななかまど
足るを知る昭和の母の詠みたるはつましき暮らしとつましき家計
13
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トウジさん
墓参り 紫陽花点して 憂気晴らす 妻の命日 梅雨も優しき
8
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