虹岡思惟造のお気に入りの歌一覧
茂作
お節倦み七草がゆをいとをしむ すずなすずしろ吾が畑より
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詠み人知らず
お泊りの計画をせし子供らはすがり窺う瞳を輝かせ
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茂作
蹈み入るを迷ふが如く霜柱 どの一本も立ちてをりけり
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詠み人知らず
七草の瑞々しあお白粥に添ひて芳し春野往くごと
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へし切
舞ふことのできぬ 椿は淋しげに ぽつりぽつりと 静寂に落つ
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茂作
寒の入り庭の蝋梅芽は硬く 春呼ぶ鳥は何處にありや
15
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茂作
三が日終はりて賀状を片附ける 貰はぬ人の今を憂ひて
15
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詠み人知らず
未完の途共に歩むを撰らみ来し成し遂ぐゆゑに君と出逢ひぬ
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滝川昌之
駅伝とお節に飽きて明日からの日常を買ういつものスーパー
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ななかまど
ランニングシューズの色を眺めおり季節の先を走りゆく色
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KEN
陽と鬱を 瀬に織り洗ふ 細指と 思ほゆ溪の 冬木立かも
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横井 信
歌声がそっととどけば庭先の梅のつぼみに弾けるひかり
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茂作
あらたまの年の若水垂れて磨る 墨の匂ひの新しを嗅ぐ
15
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詠み人知らず
宴のちふたりお雑煮温めては穏やかに居て時を食みたり
12
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詠み人知らず
氏の神父祖の御霊に言祝ぎて合わす掌小さきも倣ふ
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滝川昌之
一輪車 頬あかくして北風に負けぬ子供ら何度落ちても
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茂作
どやどやと子が子をつれて上がり口 とびら開きて初春はきぬ
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横井 信
正月の梅のつぼみはまだ固くひとり詣でる小さな社
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舞
若パパはメモを見ながらおつかいす幼な娘とかたりかたりつ
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詠み人知らず
福うさぎそちこち跳ねてあらたまの言祝分かつ慶びの春
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