詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
トウジさん
仕事着に洗濯タグを見つけ時今更めくや寡住みやな
3
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滝川昌之
全身の生命力を伝え来て赤子の握る吾の指熱し
20
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谷村思亜
神様に 頂いた道を細々と 独り往くなり心一つで
6
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ななかまど
秋の風どんなに悪さしようとも風をいなして芒の穂群れ
9
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みをつくし
高齡者 接種と重なり ひと試煉 問はず語りも噛み合はずして
20
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みをつくし
やうやうに金木犀の香運び來る風すきとほり街は秋色
20
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ななかまど
手にかけし林檎を愛する農人は多少のキズは玉にキズです
8
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滝川昌之
見えるけど口は出さずに手も貸さず失敗させてはそこに寄り添う
14
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横井 信
背表紙を静かになぞる疲れ眼に霞んだ文字の金曜の夜
9
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ながさき
法華経の 一句なりとも 身で読みて 生死の海を 乗り越へ征かむ
11
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横井 信
ふらふらと秋の蝶舞う草むらで金木犀の香りに出会う
10
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ななかまど
ささいなり地球と家計にやさしくと妻は折りたりレジの袋を
13
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みをつくし
箴言は げに正しきや 何爲せず冷たき墓石ただ見つめをり
19
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滝川昌之
ヘリウムガス吸ったがごとく裏返り第一声でどじるプレゼン
17
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みをつくし
秋萩に玉の白露滿ち滿ちて 遠つ祖待つ台所坂
21
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ななかまど
畑には多すぎる水秋の雨触れたし土を蒼天のもと
11
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滝川昌之
身長が縮んでしまう程でかい荷物を部活の下級生らは
13
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横井 信
夕焼けに染まる柿の実 揺れている秋風しみるあやしい記憶
13
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うすべに
ほろ酔いの昔話のここち良さ あまく切なくグラスも香る
8
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KEN
ひさかたの 月より舞ふと 覺えけり 夜一夜積もる 桂花匂へば
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