詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
うすべに
つむじ風 落ち葉さそってくるくると 赤に黄色にワルツを踊る
10
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横井 信
年の瀬のビルの隙間を抜けてゆくやっと終わった寒い一日
15
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芳立
風花はまだ咲かねども大霜のおく山白く映ゆる空かな
10
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夢士
夕暮れの月影清か十二月さくら紅葉に上弦の月
12
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萱斎院
をぐら山しぐれに濡れてなく鹿の あはれ思へばわれもしかこそ
11
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夏深
ガラス戸に顔押し付けて外見てる氷雨を泳ぐ君がいそうで
7
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へし切
夕されば 冬野に揺れる枯れすすき 風のまにまに淋し 音ぞする
17
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横井 信
ゆっくりと歩むと決めた道だからそっと楽しむ季節の音色
18
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夢士
色づきし紫式部食むめじろ窓先に見む夫婦の茶碗
9
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西村 由佳里
いざ行かん文字の宝庫へいざ行かんたとえどんなに寒かろうとも
8
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滝川昌之
腹を見せ服従示す犬のごと文書廃棄と隠す官僚
13
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詠み人知らず
みかん船往来き栄えた港江の今は昔の賑わい何処
12
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里香
山みどり 吸へば身体が川のごと 透きとほるてふ ターブクの風
12
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滝川昌之
抜け出せば後ろ髪引く寝床かなポインセチアの凛と咲く朝
22
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舞
不可思議にまだ枯れ残り黄昏の色に染まって冬の蒲公英
9
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横井 信
枯野ゆく乾いた風の連れてくる優しい声は冬鳥の歌
13
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KEN
あしびきの 冬嶺に荒れる 雲の間の 低きゆふづつ まなこ貫く
10
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ななかまど
どう見ても嬉しそうなり空の鳶羽根くいくいと右利きならむ
9
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菜々子
分かってる分かってるけどできないの ただただ焦る気持ちばかりが
5
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滝川昌之
電飾で一気に街はクリスマス晩熟(おくて)な君の恋も点れよ
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