あゆかのお気に入りの歌一覧
灰色猫
小豆炊き砂糖で煮込みぜんざいを一夜寝かせる魔法にかける
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滝川昌之
「元気か?」とそれで温もる印刷の賀状のすみの友のくせ字に
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灰色猫
お雑煮は白味噌仕立てかぶら入り熱々のまままずはおとんへ
22
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灰色猫
ケンタッキーバーレルを買うぼくというたったひとりの家族のために
23
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灰色猫
雪の日の雛鳥一羽が君であるその冷たさをそっと包もう
21
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灰色猫
ブロッコリーお前はなんか森っぽいお前を食べたら地球が危ない
22
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滝川昌之
堰と成り幾度撥ね退け親ならば乗り越え巣立つ子の背讃えよ
22
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灰色猫
自転車の後ろに夏と初恋を乗っけてゆこう青い海まで
23
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コタロー
冬の朝寒さに振るふ猫二疋小さき身體寄せ合ひながら
8
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幸子
退屈など許されぬものと思ってた点取虫の魂は百まで
16
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灰色猫
物思い耽りし夜のこおろぎや誰ぞに鳴くや秋惜しみつつ
27
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滝川昌之
炬燵より猫は漁港で丸くなる尾頭付きにありつけるのさ
19
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灰色猫
君偲ぶもみじの紅や秋風や今年も我を染めあげる君
29
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灰色猫
人生は一度っきりですご了承くださいなんてお断りです
21
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灰色猫
誕生日ケーキの苺つやつやと甘酸っぱくて致死量みたい
17
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灰色猫
廃校の黒板すべてに桜描く学んだ夢を忘れぬように
22
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コタロー
紅葉降る林の中の遊歩道此處に來て鳴く鳥の多さや
2
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横井 信
履き慣れた靴を結んで落ち葉炊く野焼きの香り微かに届く
7
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夢士
平成の子等を集めて紙芝居遠くに見やる昭和の世界
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滝川昌之
鍋持たされ父を迎えにおでん屋へ策士の母の一石二鳥
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