詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
唇を離せば 名残惜しむめる 汝が愛しきに 吾より求めつ
15
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滝川昌之
父さんがうれしがるから思い切りかまえるミットの笑顔めがけて
25
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へし切
わらはべの帽子の色もとりどりに菖蒲も笑まふ梅雨の間の空
25
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詠み人知らず
不幸せな女は甘いものが好き苦い涙もシュガーで溶かし
27
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石川順一
コンビニの店員ゴミ捨てしに出たり夏の曇りに詩を投稿す
9
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夢士
梅雨さなかピィピィピィと親を呼ぶヒナ見守りぬ水無月の夕
18
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あゆか
お刺身をしのぐキュウリの涼やかさ今年は生きのいい苗を買う
10
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あゆか
泣かなくて安心したよ肉じゃがを食べようじゃない報告はあと
14
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灰色猫
蝉の音に聞き取れなかった言の葉が流れる夏の風にざわめき
20
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inosann
コンクリート製で明治より三保の海を照らし続けし保存灯台
22
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まあさ
この先を 考える時 そっと目を 閉じて静かに 初心に戻る
22
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石川順一
スーパーの駐車場では雪が降る白痴を相手に俳句を詠めば
6
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inosann
見上げてる遠い昔の思い出に背丈を記す父のまなざし
24
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秋日好
パラソルの下でローヌの赤空ける酔いは熱より色っぽいから
21
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詠み人知らず
棄てられた自転車だけの人の数 ほんまウチらは 豊かなんやな
24
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千映
父の日のお祝い息子と孫が来て原酒につまみと こころ置いてく
20
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へし切
人ならばさても心はあるものを聞くに堪へぬは遁辞なりけり
29
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灰色猫
もう海と言葉を交わす事もなく廃灯台は暗闇を知る
23
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灰色猫
ひらがなの雅な歌を詠うより大地に根ざした歌を詠みたし
18
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リクシアナ
贈られて封を開けば瀟洒なる今宵の月は小箱に御座す
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