金木犀のお気に入りの歌一覧
石川順一
天理市や奈良市の古墳にトキメキぬ日本の短歌もそこに行き着く
14
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夢士
風に揺れ梅花空木の枝白し花の向ふに思ひ出の顔
21
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恣翁
足るをこそ知れ 偏にせし高望み 篭の松虫 どもならなくに
16
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千映
編み込んだシロツメ草の冠にタンポポあしらい華やかにする
14
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いわこし
クスノキがあったかは思い出せない病室の窓は空の角度に
5
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詠み人知らず
ユーミンが歌ってたから悲しいね ドアのへこんだ カムリに乗るの
13
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大獏
夏空に吸い込まれていく白球と入道雲と遠雷の響き
10
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君丸
背伸びして 小さな君が ひろげた手 空の真ん中 僕もみつけた
13
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中野美雄
海桐散る切岸に寄る波響動みつつ大海はらに黒雲の立つ
11
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コーヤ
鳳仙花熟した果実はじけ飛ぶ彼方の君へ夏を届けむ
28
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詠み人知らず
惑うとき我がくちびるの深き皺なぞれば外は降りそむる雨
31
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滝川昌之
ひざまづき指輪をわたす告白を酔って真似する銀の記念日
30
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沙久
諦める?想い続ける?この恋の天秤どちらを選ぶのだろう
21
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千映
次々に咲く花たちの咲き順は毎年同じ不思議な世界
11
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石川順一
凍り付く御飯はレンジで解れない焼肉夕餉少しだけ頓挫
12
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へし切
菖蒲草あやかりやすき人の世を頑なれども君のみを恋ふ
25
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灰色猫
さらさらと初夏を流れる川辺にて稚鮎を釣りし麦わら帽子
23
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詠み人知らず
慕はしく 歌詠みつれど 網の友 逢はでこの世を 過ぐる寂しさ
15
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夢士
ほろ酔ひの頬に春風ひんやりと月影微か家路を歩む
23
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秋日好
繚乱の薔薇に囲まれ皐月尽甘え上手になって欲しくて
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