詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
恋をする鈴虫たちも息絶えてようこそ音なき雪の世界へ
20
もっと見る
灰色猫
眠れない午前零時の時の音にわたしもひとつ老いたのですね
18
もっと見る
詠み人知らず
傾ける火酒より熱く囚はれて 深く酔ひたし 今宵は 君に
15
もっと見る
赤石仙人
手術にて子猫(チロ)を預けたその夜は家族の如き缺けた靜けさ
5
もっと見る
赤石仙人
學び舎の窓より望む名古屋城金の鯱(しゃちほこ)冑の如し
6
もっと見る
赤石仙人
尾張野の遙かに望む天と地と雪に輝くたをやかな峰
7
もっと見る
inosann
ゆっくりと只ゆっくりと過ぎていく九十路越える義母の空間
22
もっと見る
こぐまじゅんこ
青色が幼い頃から好きでした遠くにある空つかまえたくて
6
もっと見る
inosann
帰る家わからなくなりし義母となり同居を急かす吾の心中
23
もっと見る
新座の迷い人
就職時 祖母に賜る 布団だが 懐かし惜しみ 廃棄に決めた
10
もっと見る
藤本
グーグルで昔通った道をゆく、曲がる、まっすぐ進みたかった
5
もっと見る
夢士
ぶらぶらと川辺を歩く昼下がり風に吹かるる枯れ尾花かな
19
もっと見る
石川順一
明日死ぬこの決めつけは何なのか象徴的に傘を選べり
19
もっと見る
灰色猫
のりたまを迷うことなくふりかけるこの平凡な素晴らしき日々
23
もっと見る
灰色猫
縁日の屋台に並ぶイカ焼きの海の怒りが美味しそうです
13
もっと見る
灰色猫
砂山に突き刺さってる空色のシャベルはきっと幼き国旗
23
もっと見る
詠み人知らず
わからない 何と闘う どうしたい 己心の闇をビビりつつ掘る
13
もっと見る
舞
吟遊の詩人とならば何処にて朽ちてゆくのも一葉の詩
16
もっと見る
横井 信
不意をつく 普通に過ごし 足がつり 夜中に目覚め こらえる涙
12
もっと見る
みつ鷹
歌の窓岩戸のごとく動かざる おどり疲れて今日はここまで
7
もっと見る
[1]
<<
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
>>
[175]