ほたるのお気に入りの歌一覧
芳立
大阪も名古屋も知らぬ少年に花の都の名をぞ教へし
11
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芳立
初なふりできるつてのは便利だね男はさうもいかの塩辛
8
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瀬波麻人
上の句に何がくるのか分からない君のかたちに穴があいてる
9
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瀬波麻人
説明はいらないでしょう終わりって終わることだよピリオドもなく
27
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瀬波麻人
ここにいるここにいるよと抱き合えばふたりの海が満ちるセックス
20
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みみ松
夏やさい豊作夢み耕せど猫の額ほどで顎を出す
7
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浅草大将
浦うらに楫とる水夫はおのがじし広くも深き海をゆくかな
13
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恣翁
詠む歌に 好みはあれど その個性 千差万別 尊重すべし
36
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紫苑
おのがじし身に添ふ歌はとりどりに刻の華なれ強ひるべからず
18
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只野ハル
咲く花は何故その色と思いつつ私は何故私なのだろう
6
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浅草大将
花かざす人波見えず夏の日のさんさん降らん桑港しのべど
10
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まるたまる
白藤は池に映して悦に入り熟れた匂いを溢るるままに
7
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山本克夫
図書館を建てたのでしょう新緑を貸し出しカードの表にのせる
6
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詠み人知らず
ひでぇ春に、しるべなくした人の世を充電してよ、店の夏野菜。
1
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只野ハル
晴れの日だ洗濯掃除布団干し散歩買い物夕陽を窓に
6
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聴雨
銀鼠の空をただよふ朧げな海月の如き月のため息
7
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只野ハル
キャタピラの頃夢見た空を飛びたかったと折れた翼が震え
5
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トーヤ
もう一つ二つ三つと切り捨てよ伸ばした髪と染み付いた嘘
12
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まるたまる
七文字の素敵な言葉も消え失せた歪な月の明るいことよ
13
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まるたまる
いくつもの嵐を越えて来たのでしょうあなたの舟は揺れずに進む
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