珠海のお気に入りの歌一覧
まつり
称賛も手のひら返しの世間様 英雄ごっこはこれでおしまい
5
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まつり
この街の果てにあるのは僕たちの涙で出来た小さな海だ
5
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ゆりこ
君なんだ変換すれば出てくるし予測可能な脳の誤作動
5
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よねこ
恋心、ないのだけれど、ただ君に甘えてしまう、今日のこの頃
4
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野々花
控え目な母の一生例えたる枇杷の小花が葉陰に匂う
16
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香月春
今だけの瞳これまでの青さを映してもう会えないのだと知る
5
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もり
大きめのコート羽織ってきたからとゆるキャラみたいに握手してみる
10
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雛乃
言っとくけどそれがわたしのすべてとか思わないでね 未来は明るい
2
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工藤吉生
菓子パンと野菜ジュースが入ってるコンビニ袋の重さの猫だ
6
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村上 喬
星たちは白む夜空に飲み込まれ囁くごとく仄かに光る
28
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富鴨
こんにゃくを3つ頼んで最初からなかったことにする恋もある
6
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只野ハル
一般名詞と動詞だけで書けてしまう無彩色のような日々
13
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笹原八
張り詰めた縁を言葉で揺らがせて溢れた分が沈黙になる
2
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千映
街路樹も三十年の年月に平らな歩道を凸凹にする
11
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朔夜
まどろみの中で垂れてく乳色の乾いたかけらをつなげあわせる
4
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芳立
天かける冬の星らも地につむ芥のわれもことわりのまま
10
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ゆりこ
愛してる刹那を口にできるのは恋の死の予感しているから
8
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野々花
片付ける事もされずに定位置の母の茶碗に撫子が咲く
20
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せいか
排気口の風にゆられて咲いている椿が昨晩みた碧いゆめ
5
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西村 由佳里
幻のようなできごとその時の雲は確かに交差していた
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