和草のお気に入りの歌一覧
片井俊二
こんな日は雨は静かにやってくる君の涙を隠すためだけに
4
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詠み人知らず
北窓に油を塗って封印し炬燵を出せば 春はまだまだ
9
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夢士
朝の陽にキラキラ光るアスファルト舗装の工事いかに考ふ
12
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コーヤ
紅に燃えて舞い散る楓葉の枯れゆく想い我に重なり
13
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へし切
未練とて思い残すも残さぬもこの身ひとつで誰も死にゆく
26
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へし切
もみじ葉の折敷く道を踏みしめて歩めば秋が駆け足で往く
26
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秋日好
あと二時間サマータイムが終わるのにできたことなど何もない年
11
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林林
キャベツの芯コンソメスープに入れて煮る甘く柔らか黄金の具ね。
20
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へし切
味気なき旨いと声に出せぬ身のひとり夕餉に侘びしさつのる
29
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成瀬山水
伯父さんの顔の広さが謎でした額をそっと撫でる夏の日
11
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コーヤ
湧きてくる想いを紡ぎ歌に詠む蒸し暑い夜心鎮まり
17
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恵
想い出は滲んでゆきぬ吾の中にぽつりぽつりと雨降る様に
33
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秋日好
ラベンダー向日葵よりも簡単と祖母の問いかけ答える童女
14
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守乃みさと.
波しぶき止んで貴女の夏終わる明日咲こうね朝顔笑顔
19
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詠み人知らず
転がりぬ蝉の骸を手に取りて土に放てばひと声鳴きぬ
27
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夢士
常磐の動かぬ道の分離帯夾竹桃の咲き始むなか
15
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まぽりん
夜もすがら硝子戸たたき訪ふ雨も明くる朝は雲隠れけり
35
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風花
招待状来ぬを陰謀と恨み節手違いと知り敵を味方に
13
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詠み人知らず
冷房の効かない駅の待ち合いで セスナ落ちたと ニュースが流れ
12
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秋日好
晩夏には満開目指すダリアたち最低気温が12度って、ウソ
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