矢車菊のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
「干し芋」をお返しにする現実に君と歩いた年月がある
18
もっと見る
夢士
今宵また歌詠みきれず時の過ぐ春風吹きて言の葉の散る
16
もっと見る
滝川昌之
黄緑の若芽の合掌 アジサイは春の向こうの雨を夢見る
27
もっと見る
舞
白のみの時を経てこそ咲く梅の色に添え聞く懐かしの声
17
もっと見る
灰色猫
春でした桜色した封筒の中で舞い散る旅立ちでした
21
もっと見る
河のほとり
花よりも夢路はかなきうたた寝の醒めて君亡き春の夕暮れ
20
もっと見る
夢士
うたのわの里に戻りて聞こゑくる励ましの声海を渡りて
18
もっと見る
夢士
庭先の番の土鳩クルックー菜花の種を啄ばみをりし
10
もっと見る
秋日好
光る君古都の梅が枝琴弾けば言の葉もなく花散りしきる
17
もっと見る
舞
その辺で気まぐれに買う安菓子に華やぐ妻の頬桜色
16
もっと見る
秋日好
神さまが信じられれば人生は少しは楽になったのでしょうか?
11
もっと見る
へし切
春風に解くるものかは面影の人のこころにむすび込めては
26
もっと見る
月虹
ままならぬ今日の切なさ消すやうに今宵まだらに星かくす雲
26
もっと見る
恣翁
忽ちに 春未だ浅き日の暮れて 闇の沁みなむ奥を訪はまし
20
もっと見る
月虹
駅の端に菜の花色の夢ひらきをさな手をふる我の車窓へ
33
もっと見る
秋日好
午睡には他の男の夢を見る冬の汀際に陽射しの遊ぶ
17
もっと見る
灰色猫
みずうみに眠る校舎を想いつつ雪の湖面に傘を沈める
17
もっと見る
千映
十三年母の分身補聴器が壊れて処分するにたえない
10
もっと見る
灰色猫
永遠にあいこのままのじゃんけんを恋になるまでつづけてゆくの
18
もっと見る
西村 由佳里
洗うたびひびわれてゆく私の手そばにいたいと願っているのに
6
もっと見る
[1]
<<
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
>>
[268]