雲海のお気に入りの歌一覧
ほの香
十円玉いくつも握り赤電話落ち消ゆ音に声詰まらせて
23
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舞
迫り来る虚ろに響く足音を背負った影が闇歩みゆく
6
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詠伝
見るも聴くもそれあ素敵なことだけどアンマリこの世にあふれ過ぎてて
7
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光源氏
しのびえぬ心の闇も晴れぬまま雪にこもれる大原の里
18
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詠伝
幸せな記憶は雪に似ているね ふっては積もるスノウドウムの
19
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へし切
白無垢に込めし懐いの冬景色真白きままにあなたのもとへ
22
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光源氏
さらでだにひとりさびしき梅の里あまぎる雪の恨めしきかな
19
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桜園
草下にクリスマスローズかおをだし三年ぶりの開花に驚く
11
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片井俊二
青空を見てきた鳩が哀しげに首を傾げる僕を見つけて
10
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夢士
寒のうち川面にひかる陽を浴びて数多の鯉の泳ぎいる様
5
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inosann
ジャイアンもスネ夫ものび太も静香ちゃんも一応みんな仲良しこよし
10
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横雲
ぶつ切りの鰤の粗煮に酔ふほどに誘ふ柚子の香うたたねの夢
5
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へし切
知らぬ間に三千のポチ頂いて奮い立たすは言の葉の道
26
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あじさば
恋人になる確率は消費税よりも少ない男と歩く
6
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詠み人知らず
左手よお前ほんまに働くなぁ たんなる左 それだけとちゃう
9
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詠伝
きょうだいでどんな悪戯しかけてももうきけないの貴方の「ばかもん!」
9
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ほの香
朝ひとついい事あってけふのそら雲ひとつなく月曜始まる
13
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みなま
次は何をうしなうだろう浮かびくる鬱に蓋する 走りつづけろ
17
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へし切
老いるてふことの辛きは多かれど妹が未練の深きを思へば
29
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inosann
宵の空の見ようともしない小さき星 吾が内にもある驕り高ぶりか
10
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