日向猫のお気に入りの歌一覧
てきと杉立
枯れ浜を飲みこむ青葉 静止する波 かたつむり 山のサーファー
2
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灰色猫
少しだけ 手相がみれるというだけで 行列できる 病棟ロビー
8
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へし切
ほんのりと頬が覚ゆる君が膝母に抱かれ夢見るような
35
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夏恋
半年ぶりにミットを軽く蹴りましたふっ切れたような本日快晴
18
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紫草
ゆきずりの隣の人とタイミング合わせ船こぐ西鉄電車
19
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あまおう
美しく 大きな月は 墨を引く 雲など意には 介しますまい
19
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みやこうまし
風邪ひきて熱のさがらず歌詠めず 気力蛇行の照る日曇る日
16
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小林道憲
木のこずえ歩むにも似て人渡る 若葉まばゆい山のつり橋
22
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ふきのとう
おかあさんの声にとまどいふりむけば照れた顔する婿の立ちおり
21
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詠み人知らず
角ばったあなたの肩に顎を乗せ ずっと見てたい陽の沈むとこ
24
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詠み人知らず
恋愛の圏外という二文字が 食わず嫌いということもある
10
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南美帆
好きでした嫌いになれない今はもう過去完了で言うしかないの
5
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南美帆
誠実なあの人に嘘をつかせてるような気がする日曜の夜
6
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工藤吉生
出てきてはいけないものが出てくると思えばやはり出る夢の中
5
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葵の助
いいひとになるのをやめて毒づけば炭酸が突き抜ける青空
8
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詠み人知らず
欲しいもの電車やバスですやすやと 眠ってしまう太い神経
14
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みなま
母の日を出来れば忘れてしまいたい思い出したくない母なれば
7
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五穀米
新緑の圧力受ける我が体の表面に浮く真実真実
1
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夢士
青春のページに残る逝きし友今我一人汗して走る
14
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南美帆
田のカエル鳴き交わしおり微笑まし恋歌うたうは人だけでなく
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