白亜のお気に入りの歌一覧
恣翁
明月に 槐の影は窓に満ち 秋の最中に風はや寒し
23
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どるちぇ
ゆるぎなき無償の愛に満たされて清けし朝の礼拝堂は
9
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聴雨
紗をまとひ月やまぎはに添ふるころ狭庭のすみににほふ白菊
13
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舞
離れ来てはじめて青し大み空ふるさと遥か白雲のゆく
4
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桜園
沈む陽に穂先を紅く染め上げて秋の穂すすき風になびけり
20
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三沢左右
とりの目を欲するに飛ぶ人ありて羨しかり地上2ー300m
3
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三沢左右
のどを裂く破片をひとつふたつみつ創造せんとして割る硝子
6
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三沢左右
「広辞苑」の厚さに驚きし日あり 電子辞書にはわが指太し
8
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ふきのとう
甘柿を好んで食べし義母偲び仏前に供えしばし話さむ
11
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どるちぇ
くちびるに優しい嘘をちりばめてマーマレードのキスをください
6
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聴雨
水ぬくき夕べとなりて星ひとつ我が心よりこぼれ落ちたる
8
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三沢左右
夏めきて冷房の下読む本にわれの現ぞ失せ消ゆるかな
10
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桜園
咲きそめし銀木犀の葉裏にはひしとつきたる蝉の抜けがら
12
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みやこうまし
夕照の届かず霞む比叡山明日はしぐれか京洛の秋
14
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たんぽぽすずめ。
友達とメール交わしているうちに歌もひらめき、いひっ、と思う
7
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河のほとり
思ふごと数なき軒の露そへて夕べに雨の降るがかなしさ
8
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みやこうまし
冬瓜の緑鮮やか店頭で柔らかいよと老いの気をひく
10
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聴雨
しづか夜の心に降りしひとひらの歌に宿れる月のぬくもり
14
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聴雨
うす紅をさしたる白き手をのべて紫紺の花は月に焦がるる
6
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楓
青々と苔むす庭に微笑んで寄り添う仏三千院で
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