市川春水のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
山茶花に何故親しむや 暗緑の逆境に生く侠気に惚れて
16
もっと見る
芳立
たれや見むきぞならぬ夜はわかくさの新手枕に君が灯を消す
10
もっと見る
樟
朽ちたれば朽ちたるものの生く方のあり朽ちた落ち葉に新芽めばえし
2
もっと見る
薫智
いいんだよ泣くことだけは我慢せず明日笑顔でいられるために
6
もっと見る
樟
カサコソと枯れた落ち葉の囁きは眠る命を優しくつつむ
7
もっと見る
佐々一竹
漱石と名乗る以前の青年が升と交わしし厚き友情
6
もっと見る
詠み人知らず
冬の日にあなたが植えたパンジーの 横からちょこんと春が芽を出す
6
もっと見る
舞
山茶花の朽ちゆく色の紅いを名残りとぞするひと冬の花
5
もっと見る
舞
制服の少女ら歩む校門に朽ちや赤き山茶花の咲く
4
もっと見る
深倖(白子鳩)
個性なく うたよみよみて 世の中に降りける我が身の 言葉の軽さ
1
もっと見る
じゃこ
一年中掛けっぱなしの簾から秋の香りを感じ取る夏
9
もっと見る
ふきのとう
如月に広がる空はしらじらと映る川面は春のきらめき
20
もっと見る
どるちぇ
空調の効きすぎているこの部屋であなたの温度測りかねてる
19
もっと見る
舞
酔い潰れ汚れた路地に這いいざり君の名を呼ぶ吾が春の夜
7
もっと見る
浅草大将
新たなる心とわれはしら雪もふるきの言の葉につもりつつ
7
もっと見る
夕 牛
怠惰なる波にたゆたう午後ありて夢の中での君は優しい
5
もっと見る
舞
春ひさぐ女と呑みし水割りの甘く苦くも時の朧ろに
6
もっと見る
まぽりん
幾夜をも明かしの浦のまつ風に絶えずなかるる波の音かな
23
もっと見る
鍬乃呑
わからない絵より背後に静やかな学芸員を意識している
15
もっと見る
詠み人知らず
生涯の長きに渡り穴を掘り 小さな墓標を求めて終わり
16
もっと見る
[1]
<<
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
>>
[26]