もなcaのお気に入りの歌一覧
千映
香典のお返し故郷の銘菓なりお気の毒です顔はにっこり
16
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風花
膨らみに赤き実宿す鬼灯の明々灯る緑の隙間
16
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秋日好
夜に寝て朝に目覚めた土曜日に弾丸のようにハイハイしたい
13
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ながさき
ひさかたの 光を浴びた 竹林は 夕暮れ時の 風とたわむる
26
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恣翁
静やかな空気の中に 生き物のごとき音 立つる扇風機かな
21
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只野ハル
濃密な湿度の底に身を埋める底魚泥に隠るる如く
15
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舞
残り梅雨ながめせし間に老うものを置き去りにして花咲きかわる
19
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詠み人知らず
それなりに元気らしいということを ツイットで知り それも安心
15
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舞
鵲の橋は見えぬも笹の音のさやかに届けふたり逢う瀬に
23
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恣翁
蒼苔に 鳥の足跡あるばかり 訪ふ人なき庭 雨の匂ひす
24
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風花
食堂の冷たき机に伏して寝る肩に置かれた手の平温し
25
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まぽりん
天の河逢ふ瀬に浮かぶ泡沫は流れて星のしづくとなりぬ
36
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へし切
今さらに願ふことなき雨降りの七夕の夜は妹が夢路に
23
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只野ハル
バナナ持ち堅くてとても食べられぬという母見れば皮齧りおり
20
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あまおう
天の川 あふれて今日の雨の香は 内気なきみのメールなのかも
26
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只野ハル
アルバムは君の荷物に入れました忘れないから忘れずにいて
9
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あまおう
少しずつ膝の痛みが良くなると 甘えてメール 送りそうです
22
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成瀬山水
真夜中に堪らず乗ったブランコがいいこいいこと囁いている
9
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恣翁
遺されし黒き工場の水彩画 此処に 生命や君燃やしけむ
17
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恵
ゆっくりと脱がされてゆくワンピース我は揺蕩う金魚のごとし
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