西村 由佳里のお気に入りの歌一覧
松本直哉
分娩ををへしわぎものおほどかにゑまひしこゑをきけばうれしき
3
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詠み人知らず
とぼとぼと歩める道の果てしなく何処に吾の幸せの棲む
13
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紫草
やわらかに添うて眠りし猫のいるこの長き夜をただに愛しむ
22
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光源氏
草枕仮寝の夢と語らへば終の別れを送るともしび
10
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灰色猫
まだ君は覚えているかな 寝ころんで 共に見つめた夏の星座を
35
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詠み人知らず
走り去る君の髪の毛ゆれていた何も答えぬ醒めた月影
14
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光源氏
思ひやる心の月の影を見てひたすら清き跡をとどめむ
16
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松本直哉
すきとほる琥珀のいろにかがやきて冬瓜とろり煮くづれにけり
5
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光源氏
待つ宵になどや悲しき虫のこゑちりりちりりと花にたとへて
12
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舞
生活の糧得る為と割り切って過ごす日々にも秋の風吹く
8
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美津村
夕焼けの伊吹の峰を次々に越えくる雲は紅の色
13
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灰色猫
ねこじゃらし 遊ぶつもりが 遊ばれて 僕はひととき 野生にかえる
24
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木蓮
たくさんの拍手もらえるその日までまだまだ遠き八雲の道は
5
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みなま
永く日を隔ててかけた電話にも秋の陽やさしい木犀のきみ
15
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速魚
うっかりと落とした嘘は拾わずにそっと吐息で隠して欲しい
31
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恵
ベランダで煙燻らす君が見る今宵の月を我も見ており
31
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あかる
つごもりの宵こそ冴えよ秋の星見上げる君に添えるしあわせ
5
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香月
衣抱き君がかほりを追いぬれば空へ舞ひゆく思ひもありなむ
10
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詠み人知らず
名月を愛でれば嬉し二人かなほろ酔い気分で潤む月影
19
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あかる
色かえて揺れる稲穂に風わたる秋がきたよと子に教えられ
8
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