あきのお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
恋してた愛していたと過去形になるまで君へ泣いた十年
31
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あかる
天地のあわいを行き来する水の終の住処を思う長雨
8
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木蓮
ゆっくりとスプーンで運ぶ氷菓子 雛鳥みたいな祖母の口元
34
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木蓮
キッチンに入ったこともないくせに 「僕が作る」の気持ち嬉しく
9
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ながさき
アマガエル 道路飛び出し 跳ね回る 事故に遭うなよ 無事に帰れよ
12
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工藤吉生
眠るため消した電気だ。悲しみを思い返して泣くためじゃない
18
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つゆくさ
明日にはきっといい風が吹くようによく頑張った!わたし 負けるな!
7
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あまおう
セクシーな ワイングラスはお喋りで 「酔わせてんのは、あの女かい? 」
15
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灰色猫
爪を切るたび思うこと 爪切りはまだ最終形態ではない
13
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葉月きらら☆
叶わない恋追いかけてすり減ったのは靴底で私ではない
22
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詠み人知らず
雨の日の大江戸線に眠り居り膝触れる傘気になりながら
9
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南美帆
思い出にできない恋を歌にして心の奥の箱に詰めてる
23
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葉月きらら☆
底なしの沼にはまっていくようにまとわりついた貴方の香り
18
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村上 喬
柿の種一つつまんで思案せり厨の小窓に月を浮かべて
33
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あまおう
口許でキュッとくわえた水玉の シュシュが束ねる貴女の本気
36
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信乃
おいしい?と微笑むきみに逆らえず今だけ賢い鸚鵡になります
3
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はだし
買ってきたプリンをぼくは食べている きみは食べない 屋根に雨うつ
4
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詠み人知らず
「逢いたい」と言葉にすれば唐突に降りだす雨に叱られたよう
28
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速魚
胸の底君を慕いてまた憎む 気まぐれな甘い獣がいる
10
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詠み人知らず
腹だけが減っていくのだ 知っている 今日から月は満ちていくのだ
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