河のほとりのお気に入りの歌一覧
ななかまど
有閑は幸せなのか凪の海梅雨前線北にはりつく
15
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ななかまど
半額のシール貼られた花苗をフラワーロスと買いあさる妻
14
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灰色猫
物憂げな雨に破れる紅の傘いつ人の身は終わるのでしょう
8
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灰色猫
さあみんな今から人が死んでいく運動会をおっぱじめるよ
10
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灰色猫
透明な傘をひらいて雪どけの水と一緒に海を目指そう
10
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灰色猫
屍に心をひとつ埋め込んで愛してくれと泣いていたんだ
8
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武蔵野
庭に出て 土をいじると 幸せな 気分になると 教えてくれた
7
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武蔵野
眠れずに 朝を迎えて 贅沢な 鳥の鳴き声 響き渡って
12
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武蔵野
眠くなり やっと寝床に 着けるかな 今夜は夢を また見るかしら
9
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武蔵野
なぜなのか こころの病 解説受けて 敵意を抱き 乖離していた
7
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シダ
風寄せてさざなみ立ちぬ水鏡かげにまことに揺るる青柳
7
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シダ
いくたびの春にやあらむ梅の香に袖からめてはしばし留めむ
4
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シダ
風吹かば自由にあらじ浮雲のやがて千切れて流れ消えなむ
7
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シダ
きしゆきは如意ならざらむあぜ道の葉むらに並び咲きけるすみれ
5
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シダ
名残りしもやがて消えむや寒椿冬のしるしの討ち取られけむ
7
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橘
梅雨時の晴れ間の森はハンカチの木もゆらゆらと風に嬉しげ
9
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橘
使わずに仕舞いしままの口紅で見惚れるまでに染めし唇
11
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橘
色淡いテラコッタにはペチュニアの赤紫が零れて初夏の日
10
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橘
白い物などを洗って干し渡す強い日差しに誘われるまま
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灰色猫
紫陽花の下にはきっと水脈がただ清らかにせせらいでいる
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